今年から始まった新たなイベント。Jシリーズ小国大会が無くなった変わりと言うわけではないのだが、春の恒例行事として定着させていきたい。
広報が遅くギリギリでの参加者募集となり、初めてのイベントと言う事もあって、一体何人の参加者が集まるのかわからず不安なスタートであったが、スクール8人、ツーリング15人、耐久74組104人、DH104人、キッズ33人の参加者で2日間にぎわった。
土曜日は、スクールとファンライド。
スクールは、元世界戦ジュニア代表の平山選手がグランドでの基礎練習とレースコースを使った実践的なスクールを指導してくれた。
ファンライドは、地元エリートライダーの奥村選手が舗装路で上って林道で下ってくる吉無田高原をグルッと1周するようなコースを案内してくれた。(ゴマキのツアーレポート)
日曜日。まずは、2時間耐久レース。
9:30に74組がスタート、スタート直後の混乱もなくレースは始まった。
草地の路面で高低差も少なく初心者でも安心して走れるコースレイアウトにしたつもりですが、ある程度の距離を稼ぐ為、小刻みにアップダウンしています。
速い人は、5分ほどで周回を重ねています。大半(54組)がソロなのでピットものびのびしています。こんなに天気がよいと日陰のないコースは大変です。土ぼこりもくせ者です、懸命に走ってる選手の口は、お歯黒状態です。
耐久レースの隣ではDHの試走も行われています。この2つが同時に成り立つのがココの良いところ(1)。2時間終了後、上位を占めたのは翌週にJシリーズ開幕を控えたエリート選手たちでした。
午後からは、ダウンヒルレース。2種目でても参加費は同じなので耐久と掛け持ちでDH初めてという人も多くて、今回の目的の一つは果たしていました。しかし、耐久で出し切ってしまったのかスタートしない選手が何人か居たのは残念でした。
吉無田の良いところ(2)は、コースの大半が見渡せること。耐久コースも丘の上に出れば全部見られます。特に、DHは見るだけでも楽しめます。女子、初心者クラスから始まります。中には小学生もいるようです。大丈夫かなと思いましたが、自信のない人はスタートしなかったのか見ている限りでは、しっかり走れていました。
九州最高のスーパー上級では、昨シーズンのチャンピオン本村選手が2本とも転倒という波乱の幕開けとなりました。今シーズンの展開が面白くなりそうです。
最後を締めくくるのは、キッズレース。1才ごとのクラス分けで周回数も1周ずつ増えていきます。今日の天気並みに大人に負けない熱い走りを見せてくれました。
2日間良すぎる天候に恵まれ、吉無田の一番良いところ(3)景色の良さを発揮してくれました。おかげで運営のまずさをカバーしてくれました。
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